最近、地震などの災害が多くて不安ですよね。
準備はしようと思ってるけど、専用のグッズとか特別なことが必要じゃないの?と考える方は多いのでは?
もちろん、あれば心強いこともありますが、日常的にできる防災はたくさんあるんです!!
今日は、ミニマリスト視点の”普段からできる家庭の防災””について書いていきたいと思います。
お金はかけたくないけど、防災はしたい。
何もしていないから、まずは小さくできることをやりたい。
こんな人におすすめの記事です。
この記事を見れば真似できることがわかるはず。
いざという時に助かること間違いなし!さっそく始めましょう。
家庭の防災対策の現状を見直しましょう
突然ですが、皆さん防災対策していますか?
やろうと思ってはいるんだよね・・・。って方は多いのでは?
実は、12月は大掃除などがあるので、防災について見直すチャンス!
大掃除でお部屋を綺麗にして要らないものを処分しつつ、必要な防災対策も一緒に行ってしまいましょう。
そのためには、まず現状の把握が大切です。
できていること・できていないことを考えながら読んでみてください。
そして、できていないことの中でやってみようと思うことは、すぐにスケジュールに入れちゃってくださいね。
ミニマリストならでは?日常の防災5選
物の少ないミニマリストだからこそ用意がばっちりな、日常でできる防災について書いていきます。
全部は無理でも、参考になることを真似してもらえたら嬉しいです。
もしもの散乱に備えて物は少なく
これは真似しやすいかと思います。物の絶対量を減らしましょう。
もちろん、お気に入りの物・大好きなものを減らす必要はありません。私自身も、ミニマリストではありますがぬいぐるみや、趣味で使っているミシンなんかは持っています。
ですが、自分にとっての要らないものはとことん持ちません。
使わなくなった趣味のグッズ、とりあえず取ってある本や書類、いつの間にか溜まった大量のペン、人数分以上の食器・・・。
こんなものが沢山あると、地震が来たときに物が散乱しカオスな状態に。
片付けも大変ですし、真っ暗だったらけがをしてしまうかも。
特に割れ物は、震災時には凶器にもなりえます。
使わないものは、防災の観点からも断捨離してしまうのが吉です。
物を外に置いておかない
1つ目と近いのですが、できるだけ震災時に物が散乱しないように物を外に出しっぱなしにしないようにしましょう。
作り付けの棚やクローゼットに入れておくのがおすすめです。
そして、地震でずれないように、転倒防止用のシートなどを下に敷いておくと良いでしょう。
我が家もクローゼット内に物を入れておくのですが、クローゼットの下全体に転倒防止用シートを入れています。また、無印良品のポリプロピレンのケースを使っているのですが倒れないように横を養生テープで止めています。
こんな一工夫で、ちょっとした安全が手に入ります。
ちなみに、上のほうに入れる荷物は、不繊維のケースに入れた布団・洋服などにするよう心がけています。(後は、物を手放す時用にとってある段ボール)落ちてきてもけがをしないように、上には軽めのものを入れておきましょう。
部屋に大きな家具・動きやすい家具を置かない
ミニマリストにありがちな何もない部屋にしよう!というのは難しいですが、大きな家具はできるだけ持たないことも重要です。
我が家には大きな家具はソファーと机だけ。
大きな家具がある=地震の際には凶器
これは頭の隅に入れておいた方が良いです。
震度6,7にもなると大きな家具は飛んできて凶器になります。実際、阪神淡路大震災の被害者の8割は、家具などによる圧死・窒息死です。
運よく圧死を免れても、身動きが取れなければクラッシュ症候群などになりかねません。
大きな家具があると、その分このリスクがあがることは認識しておきましょう。
もちろん、日々の生活の楽しみもあると思うのでバランスは大切に。その場合には、出入り口をふさがないように家具を置くとか、寝室にはおかない、転倒防止の対策をするなどの工夫をしてください。
貴重品はいつでもひとまとめで管理
先日友達と話していた時に意外とみんなやっていないと気づいたので挙げてみました。
ミニマリストは物が少ないので結構整理整頓している人が多い印象です。
私も、通帳・保険証券・カード情報等々の貴重品はひとまとめにしています。また、メールアドレスや各種アカウント、カードや口座の情報などはひとまとめにしておいて、いざというときにすぐに持ち出せるように備えています。
特に、アカウント情報は日頃から使えるので、まとめるのをおすすめします。
アカウント情報は年末年始に整理をしており、しばらく使っていないアカウントはどんどん削除するようにしています。
考えたくはありませんが、自分に万が一があっても家族が困らないように準備をしています。
複数の利用用途が◎。いざという時にも使える物を持つ
ミニマリスト十八番、複数機能の付いた商品。
これに着眼して、いろんな使用用途ができるものを持つことにしています。さらには、いつも使っている商品を他の利用方法はないかな?と考えることもあります。
例えば、コップはキャンプグッズを利用しています。割れモノじゃないので良いですし、いざというときにはカセットコンロと合わせて使うことができます。普通のカップとしても使えるし、直火で鍋みたいに使うこともできます。
後は、拭き取り化粧水なんかもそうです。
日常的に、ナチュラルメイクの時にはメイク落としとして使っています。
ですが、いざというときにはコットンやキッチンペーパーに染み込ませて身体を拭くことができます。お風呂に入れない時でもある程度の清潔感が保てます。(ドライシャンプーも、運動後に使いつつ震災の備えにしています)
ミニマリストでも必要。防災準備&備蓄7選
ミニマリストでも命を守るものは使わなくても持つ
ミニマリストが物を持たないといっても、私自身は命を守るためのものはしっかりと持っています。ぜひ真似して持っておいてください。
むしろ、スペースは普通の人よりあるので、こういったものを優先的に起きやすいです。ぱっと使えるように、玄関の靴箱の中に収納がしています。
ヘルメット
避難時用です。折り畳みのものがあるのでそちらを靴箱に入れています。
比較検討の末オサメットという商品を買いました。比較した記事もありますのでどうぞ。
ラジオ
手回し充電OKのラジオを持っています。震災時は情報が重要なものの、スマホが使えないことも視野に入れて準備しています。
LDKで一番評価が良かったソニーのものを買いました。
避難用リュック
すぐに自宅から逃げなければいけないときに持っていく用のリュックです。1次避難用のものが入っています。
この辺りはゆくゆく記事にしたいなと思っています。
防災ポーチ
これは普段から持ち歩いているものです。なので、私は徒歩圏内以外は手ぶらでは出かけません笑 0次避難グッズが入っています。
中身は以下の記事をご参考にどうぞ。
寝室用ポーチ
こちらも0次避難グッズです。夜に地震が起きた時に利用するための準備です。寝室の布団の周りに置いて寝ています。
主に軍手・ライト・ホイッスルを入れています。これにスリッパをプラスしたい。
備蓄はしっかり。ミニマリストでも備蓄するもの
衛生用品
避難所に行く場合、自宅非難になる場合両方を考慮して備蓄をしています。
主に、マスクやウエットティッシュ等の基本的な衛生用品と、トイレ用品・デンタル用品などを準備しています。この辺りはローリングストックではなく、時折商品の入れ替えをします。
食品
水は1週間程度、食料は1か月程度持つくらいを目標にしてローリングストック形式で保持しています。
ミニマリスト的には多いのかな~?とは思うのですが、防災観点的にはこれくらいはあったほうが良いので防災優先です。
でも、家の中が乱雑にならないように無印のコンテナに入れて収容しています。我が家ではこれ4つ分ありますが、そんなに圧迫感はありません。
何をストックしているかは過去にまとめたので、そちらも参考にどうぞ。
物を使いまわす知恵を付ける
こちらはストックとはちょっと違いますが、ストックするときの一つの観点として記載します。
ミニマリストは、今あるものでどうにかできないか?
という考え方をします。
これは、災害時においてもとっても大事な考え方ではないかと思います。
例えば、水がないときに洗い物が少なくて済むように、ラップやポリ袋を食器に被せて利用したりします。
これと同じように、日ごろから無いものを持っているものでどうにかできないかとにかく考える癖をつけます。
毎日の生活で、できることから防災対策
物事は起きてからでは遅く、事前の準備が重要です。
仕事でも、事前準備はとっても大事ですよね。旅行なんかもトラブルが起きる前に対策を打っておくと思います。
防災も同じように、準備できる今だからこそ、対策をしておきましょう!
そのためには、最初のステップとしてできることを進めてみるのが1番です。お金をかけなくても、難しいことをしなくてもできることはたくさんあります。
でひ、この記事を見たその日にあなた自身の防災を考えてください。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。