お金

【まとめ】iDeCoだけじゃない!会社員の資産運用は企業型確定拠出年金も使おう!(後編)

最近iDeCoが流行ってるけど、会社員だと入れないみたいなんだ~

2022年から全会社員がiDeCo解禁だけど、まだ先だもんね

会社員でも今からできる事はないのかな?

会社に企業型確定拠出年金があるなら、活用しよう。実は会社員の特権なんだよ!

この記事をおすすめしたい人

企業型確定拠出年金(企業型DC)について上手く活用したい

会社で入ってる気がするけど、分からず放置してる人

老後のためにお金を貯めたい人


今回の記事は長いので、最初にポイントだけまとめておきますね。
老後のお金をお得に貯めるには不可欠な知識なので、ぜひ最後までご覧ください!

  • 知らずに放置・とりあえずの元本確保型はNG!戦略的に商品を選んで利益を最大化しよう!


前編がまだの方は、ぜひ前編からどうぞ!
企業型確定拠出年金って何?ということをまとめています。


企業型確定拠出型年金では何をしたらいい?

企業型DCについてはいろいろとわかったと思いますが、じゃあ何したらいいの?ってことですよね。
私が今まで調べて実践してみたり、FPの人からアドバイスをもらったことなどをまとめてみました!今まで定期預金しか選んでなかったよって人は、ぜひ参考にしてみてください。

※投資は元本確保型の商品と違ってリスクがありますので、最後は自己責任でお願いしますね。しっかり内容を理解してから始めましょう。

投資商品をしっかり選ぼう。確定拠出年金でおすすめの商品の選び方

  • 選ぶべきは手数料の安いもの
  • 国内債券・国内株式・海外債券・海外株式の4つにばらすのが万人ウケの無難な策
  • 上級者は個人の考えて商品選択

企業型DC1年生は、まず投資商品をしっかりと選ぶところから始まります。
実は、会社によって選べる商品が違うので何を選ぶかは微妙なところ。

それでも共通で言えるのは、手数料の安いもの!!!
投資商品を購入するときに一番気にしなきゃいけないのは手数料です。
企業型DCも立派な投資商品。だからこそ、手数料は安いものを選ぶのが鉄板です!

その次に気にすべきは、投資商品の割合です。
何も考えたくなければ、債券&株を国内と海外に均等に分けて組んでおくのが王道です。(通常、債券と株は反対の動きをするため。そして、場所で分散するため海外と国内に分けます。)

更にて慣れてきた人は、自分のリスク許容度を考えて商品をアレンジしていきましょう。私は、30代だし、共働きで子供もいないし、貯金もあるのでリスク許容度高め。確定拠出年金はリスクを取って良しと決めているので、株にかなりのウェイトを置いています。おかげで利回りは約4%ほど、4万円ほど含み益が出ています。

マッチング拠出がおすすめ。掛け金を追加をしてみよう

きちんと貯金がある人は100%実施がお得。

マッチング拠出とは、加入者が掛金を追加で拠出できる制度の事です。ただし、会社が掛金を上限まで拠出している場合はできません。この辺りはかく会社によって違うので、きちんとご自身で確認してくださいね!

このマッチング拠出、追加で拠出したお金も所得控除となります。つまり、税金がかからないということ。そもそも税金がかからないし、運用益が出ても税金がかからないしでやるっきゃないですね。
注意点はただ一つ。60歳まで引き出せないこと。これはきちんと貯蓄できていれば気にすることではありませんから、問題なし。
まだやっていない人はぜひ利用してみては?

利確をしてみよう

  • 上級者は大きく値上がりした時には利確するのも一つの手

企業型DCは60歳まで引き出すことができませんが、利益確定(利確)することはできます。利益が出たのと同じくらいの金額を売却して、元本確保型商品を購入するんです。こうすることで今後値下がりした時に、利益が減ったり損失が出ることを回避できるんです。

これができるのも、手数料がかからないからこそ。
私は基本は放置ですが、大きく値上がりした際には利確しています。
私の入っている企業型DCでは、元本確保型は1年間資金を動かせなくなってしまうので、値動き幅の小さい債券なんかに資金を移動させています。

ですが、結構面倒なので慣れるまでは利確しなくてもいいかもしれません。
今回は、こんな手もあるよという紹介のため書きました。



いかがだったでしょうか?
iDeCoの陰に隠れて意外と知られていない企業型DCですが、利用できればiDeCoよりお得なことも。
刻々とお得情報は変わっていきますが、まだまだ使える情報です。
興味を持った方は、ぜひ知識が古くならないうちに使ってみましょう。

この記事が何かのお役に立てれば幸いです。