30代って、結婚を視野に入れる人も増えて、家計管理に興味が出てくるお年頃だね。
やっぱり貯金は増やしたいって思うもんね。
今日は貯金ができるようになる家計管理についてまとめてみたよ。
30代に近くなると、みんな貯金や家計管理などに興味を持ち始めますよね。
特に、結婚を機にしっかりと見直しをしたいと考える人も多いはず。
この記事では、
- 3つの家計管理パターンとメリデメ
- 我が家の家計管理方法と体験記
- 思いがけない効果
についてをまとめています。
まだまだ結婚の予定もないよ~と思っている方も、使えるエッセンスがあると思うので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。
同棲を始める or 新婚で家計管理について知りたい夫婦で貯金をしたい人
夫婦で協力して貯金を増やしていこうと考えている人
貯金を増やすために、家計を見直したい人
家計管理が大切な理由
まず、大前提となる家計管理の大切さについてざっくりと解説します。
家計管理・家計簿は、自分(家族)のお金に関する悩みを解消するための成績表です。
例えば、学校の成績表を見ると、自分の得意な教科・苦手な教科がわかりますよね。そして、内申点が平均4必要だとすると、成績表を見て自分の内申点が十分なのかどうか確認します。もし足りなかったら、成績表の数字を見比べながら伸ばせそうなところを探して、その教科を頑張ろうとしますよね。
それと一緒で、家計管理をすることで自分の現状が把握でき、悩み(食費が高いとか、家計が赤字になるとか)の解決のための道しるべになってくれるんです。
家計を改善するためには、家計管理や家計簿は必須なんです!
3つの家計管理パターンとメリデメ
家計管理の重要性について話したところで、よくある家計管理の方法とメリデメについてをまとめていきます。
お互いに自由に家計管理する
意外と共働き家庭に多いのはこの方法ではないでしょうか?私の周りでも良く聞く方法です。共通の口座にプールしてそこから生活費を出したりします。
フルタイムの共働きだと、今まで自分で管理してきたし、そのままの流れでこの手法に落ち着くことが多いようです。
お互い稼いでるからいいよね~という、暗黙の了解があったりしますよね。
自分の好きなようにお金を使えますし、ストレスフリーです。
その反面、お金について話し合う機会が持てず、お互い貯金は相手頼みで自分はお金をすべて使っていた。ある日、貯金がないことが判明する・・・。という悲劇が起こることも。
やるとしても、時折、お互いの状況は確認したほうがよさそうです。
片方がまとめて家計管理する
個人的には、こちらは昔ながらのよくある管理方法だと思っています。収入差があったり、時短を取っていたりするとこの方法が多いような気がします。
九州とか北海道の方はこういうパターンが多いみたいですね。九州は男性が、北海道は女性がお財布を握るらしいです。
管理されている方が管理されることに抵抗がないと、とっても楽な管理方法です。共有する手間もなくトップダウン的に進められるので、ある意味管理する側の手腕が問われますね。
ですが、片方に負担がかかりすぎることもあるので適性次第でしょうか。
合うカップルには合う、合わないカップルには合わない方法です。
二人で一緒に家計管理
一緒に管理をすることで目標を共有できるのでお互い協力しあえます。さらに、何にいくら使ったのかなども共有するのでお金の使い方について透明性が高い。後々になってのトラブルが少ないですし、毎月相手が何にいくら使っているのか見えるので話し合いもしやすいです。
ただ、どんなタイミングで家計管理をするのかや、実際に買い物後にはどこに誰が家計を付けるのかなど決めるので少し手間がかかります。
個人的には夫婦2人で将来を考えていくなら、状況が見えやすく話をしやすいこのスタイルがおすすめ!我が家は、ちょっと私が多めに管理しているものの、2人一緒に家計管理をしています。
メリット・デメリットのまとめ
ここまでの話を、一覧化してまとめておきます。
メリデメを比較しながら、自分たちに合う方法を選びましょう。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
自由 | ・ストレスが少ない | ・貯金が0になる可能性 ・貯金額で不平等感を感じる |
1人で管理 | ・性格によっては満足感が高い | ・1人に負担がかかりがち |
2人で管理 | ・お互いに協力しあえる ・お金の使い方の透明性が高い | ・共有したり手間がかかる |
どの管理方法が良いか検討するときには、ぜひ以下の記事も参考にしてみてね!
【我が家の体験記】家計管理1.0 ~ざっくりExcel管理~
ここからは、我が家が結婚してから今までにやってきた家計管理の変遷をご紹介します。
我が家では、最近までExcelで家計管理をしていました。 その中でもざっくり記録していた時期と、詳細を記録していた時期の2パターンがあります。
ざっくりと記録していた時期には、各レシートごとにカテゴリーを付けて、Excelに記載していました。
例えば、スーパーで食品と生活用品を1000円買ったら、家計簿には食費1000円みたいな形で記録していました。(多い方で計上する)
楽だったけど、もっと細かく分析して効果的な節約をしたくなっちゃいました。結果的に、2.0に移行しました。
【我が家の体験記】 家計管理2.0 ~詳細Excel管理~
2,3ヶ月目からこのやり方が定着し、1年くらいこれで記録していました。
自分たちの生活のボリュームが見えてきたのが最大の結果です。
引っ越し後すぐは突発の支出が多いので、引っ越し後3,4ヶ月目くらいから詳細の家計簿をつけるといいよ。
我が家が家計簿をつけていた目的
私は、こんな感じの目的で細かく家計管理をしていました。目的がしっかりしていたので、続けることができたのではないかと考えています。
家計簿をつけていた目的
- 今の生活費がいくらなのか把握すること
- 生活費の再考のため、「必須の生活費」か「浪費」かを切り分けること
- 予算配分を考えるため、どのカテゴリー(食費・住居費・雑費など)にお金を使っているのかを把握するため
我が家の家計簿の構成
面倒だし時間もかかるけど、アプリよりも事細かに記録がつけられるExcelを選びました。最初は面倒でしたが、1週間ごとに記録を付けるスタイルに変更したら、意外と苦がなくつけることができました。
実際に以下のような構成で記録を付けていました。
- 1タブ目 : 収入を記録。月間・年間の収入を見られるようにする。
- 2タブ目 : 支出を記録。以下の日々の記録からデータを引っ張り、月間・年間の支出を見られるようにする
- 3タブ目以降 : 毎日の支出を記録。1タブに1か月分を記録していきます。ちなみに、カテゴリーは詳細に分けていました
結果としてこの方法はとっても良かったので、特に同棲を始めたばかりの方・新婚の方にはお勧めしたいです!!
可能なら、”カテゴリー設定は細かく”がおすすめ
カテゴリーを細かく設定することと、カテゴリーごとに必須が浪費かを分けると便利でした。
この記録をすることで、浪費が多いカテゴリーから順に家計を圧縮することができ、約4万円(家計の中で言うと20%)の家計圧縮に成功しました。
ちなみに、我が家は住居費と食費が高い。
住居費は諸事情とこだわりで削減ができなかったため、食費をメインで削りました。(ちなみに、浪費がダントツに多かったのは食費)
記録から、ちょこちょこ買い・お惣菜の購入にお金がかかっていることが判明 ! 平日は「疲れちゃったから」を言い訳にお惣菜を買いがちでした・・・。 原因が分かったことで、上手く対策ができました。
具体的には、疲れていても料理ができるように、時短レシピを増やしました!
疲れていてもできる料理は、温めるだけ、注ぐだけ、器に入れるだけなど めちゃくちゃ簡単なものばかり。節約と健康を両立できるように気を付けています。
今までは数品を出し夕ご飯は豪華めでしたが、最近では品数を減らしたり、食べる量を減らしました。そもそも夜に食べると太るし、翌日の胃腸の調子も良くない。夜を少なくすることで太りにくくなったし、翌朝の目覚めも良くなりいいことづくめでした!
こんな感じでいろいろと改善策を考えた結果、ストレスなく(むしろいいことづくめ)生活費を減らすことができたんです。
データを取って対策を打つことで、無理なく実効性の高い家計改善をすることができます。そのためにはまずはちょっとだけ頑張ってデータの収集をするのがおすすめです。
【我が家の体験記】 家計管理2.0~アプリ管理~
さて、Excel管理を半年ほど頑張ってきた私ですがそろそろ生活費もわかってきたし、もう少し簡単な方法はないかな~と新しい案を検討中です。
今有力なのはZaimというアプリです。使ってみたところ、Zaim自体のレシート読み取りの機能は優秀だし使い勝手も良さそう。
何より、APIが公開されているため、プログラミングでカスタマイズができそう。仮にもSEという職種についているので、夫と一緒に勉強がてらプログラムを開発中です。
レシートで読み取ったものをGoogleスプレッドシートに連携させて、良い感じに分析できるようにしたいな~なんて考えています。
思いがけない副次効果
最後に、夫婦で一緒に家計管理をしたから得た、思いがけない効果についてシェアします。
夫婦で価値観を共有し合える・目標を持てる
一緒に家計管理をすることで、お互いどのようにお金を使いたいかや、いくらくらいの貯金が欲しいかなど話すきっかけになりました。夫は無口なタイプなので、いろんな価値観の話ができたのは良かったです。
初めに共通の目標は立てましたが、話を通してどんどん具体化されていっています。
我が家では夫が50代くらいではセミリタイアしたいな~なんて言っているので、頑張ろうねと言っています(笑)
実際にいくらお金が必要なのかを算出したことで、節約や投資なども積極的に関わってくれている気がします。
お金やITに関する勉強になる
より良い家計管理を求めて、いろんな情報収集をするのでお金に詳しくなります(笑)
私は、お金の家計管理はもちろん、便利なアプリや買い物の仕方などいろんな情報をゲットしました。
そして、簿記の勉強もしようかな~と画策中です。
また、カスタマイズした家計管理がしたくてZaimのアプリと連携させるため、IT知識の勉強にもなっています。夫も参加してくれて一緒に勉強ができるのでなんとなく一体感があります。
最近では、家計管理を通して夫婦仲も高まるのでは!?なんて思っています。
いかがだったでしょうか?
家計管理を制する者は貯蓄を制すといっても過言ではありません。
実際に貯蓄が増えると楽しいですし、ぜひ夫婦で協力して取り組んでみてください!
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。