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ふるさと納税はめんどくさい!?誰でもわかる!簡単5ステップで解説(前編)

ふるさと納税は気になるけど、めんどくさいしなかなか手が出ない・・・。
こんな風に考えている忙いサラリーマンの方は多いのでは?

でも、そんな考えはもったいない!
ふるさと納税は、たくさん頑張って税金を納めているサラリーマンにこそ使ってほしい制度です!!

この記事では、めんどくささを少しでも和らげるため、図・ポイント・本文に分けて記載をしています。以下の読み方ガイドを使いながら、必要な粒度で読んでいただければと思います。

この記事を読み終わる頃には、ふるさと納税について理解してやってみたいと思うはず・・・。
ぜひ、最後まで読んで初めてのふるさと納税をやってみてください!

この記事の見方

この記事は長めですので、どのくらいの粒度で情報を知りたいかで読み方を変えてください。

  • とにかくざっくり概要だけ知りたい
    →図と、ポイント部分(背景黄色)を読んでください
  • 概要も知りたいけど、細かいところやワンポイントまで知りたい
    →記事全体を読んでください

それでは、さっそく解説していきます。

ふるさと納税のやり方全体像

ふるさと納税のやり方は5ステップ

まずは、以下の図で全体像を確認してみましょう。
この5ステップを実施すれば、ふるさと納税は完了です!

ふるさと納税の5ステップを忘れずすべて行おう!

ふるさと納税は大きく分けて、以下の2つをしなければいけません

  • 実際に好きな商品を選んで、商品を貰うこと
  • ふるさと納税をしたから税金の手続きをお願いしますね~と言う申請

特に、申請を忘れると、2重にお金を払うことになるので気を付けましょう!
この辺は別途、ふるさと納税の仕組みをチェックしてください。

1.貰うステップ

①いくらできるか

詳細シュミレーションでチェックしましょう。
その際には、以下2点に気を付けましょう。

  • ふるさと納税可能金額は、毎年チェックすること
  • シュミレーションの金額ギリギリまでやらずに5000円程度低く行うこと

※詳細な金額は以下ボタンから確認できます

ふるさと納税可能金額をシュミレーション

まず初めにやるべきは、自分がいくら分ふるさと納税ができるかを確認することです。
年収ごとに大体の額が決まっていますが、医療費控除や配偶者控除など様々な控除によってできる額が減っていきますので一概には言えません。
税改正が入るとそのたびに金額が変動したりするので、きちんと毎年自分がどれだけできるのかを確認しておくのがよいでしょう。

また、実際にシュミレーションした金額よりも-5000円くらいでやっておくのが無難です。私の経験上、大体シュミレーションぴったりにやると3000円程度控除の際に足が出ていました。
おそらく、私みたいな人がいると政府・自治体もちょっと多く税金が取れるし、この制度があるのかなぁなんて思います。
皆さん、プラスで税金を取られないように気を付けましょうね。

②どこでやるか

基本は生活スタイルに合ったところでOKです。
大手EC系、百貨店系、旅行会社系、航空会社系、ふるさと納税専門系などいろんな種類があります。

↓めんどくさい場合には・・・↓

  • 万人におすすめしたいのは還元率のよい楽天
  • 楽天経済圏以外の人は、さとふるが個人的なおすすめ

※各リンクは以下のボタンから飛べます

楽天経済圏の人はこちら

さとふる

ふるさと納税を扱っているところはたくさんあります。
楽天やYahoo!などの大手ECサイト系、伊勢丹やANA、JTBなどの百貨店・旅行会社・航空会社系、さとふるやふるさチョイスなどの専門のサイトなど。
最終的には自分の生活スタイルのあったところでOKです。
個人的には、還元率を重視するならば楽天、商品を重視するならさとふるがおすすめ。

楽天の場合

  • お買い物マラソンと組み合わせることで実質1~2割程度安くできます。結果的に自己負担額の2000円は返ってきますし、税金も実質プラスで節約できるので良いと思います。

楽天以外の場合 → さとふるがおすすめ

  • 提携の自治体が多くオリジナル商品を多く扱っているのがポイントです。特集も結構参考になり、地域活性化に力を入れているようで個人的には好感が持てます。
  • 「ふるさと納税コンシェルジュ さとみ」というチャットボットがあるので初心者の人には使いやすそう。主に手続きまわりとかの疑問を解消してくれます。
  • ほかのサイトに比べて届くのが圧倒的に早い。商品にもよると思いますが、他が1か月とかかかるのに、1,2週間くらいで届きました。商品の発送管理までさとふるがやってるので早いらしいです。
    マイページから状況が確認できるのも便利でした
  • ソフトバンク系なので、PayPayも利用可能です

私は初期のころはさとふる、最近は楽天を利用しています。
私は楽天経済圏で生活しているので楽天に移行しました。ふるさと納税でお買い物マラソンの件数を稼げるので、欲しいものや日用品を合わせて10店舗買い回り達成→ポイントをMAXでGETするというのがルーティンです。

③何を貰うか

どのサイトでふるさと納税をするか決めた後は、お待ちかねの商品選びです。まるでネットショッピングですので楽しんで選んでください。

1.何の商品を選ぶのか決めましょう
(以下の切り口を参考にどうぞ)

  1. 欲しい商品を選ぶ
    →特別感を味わいたい人向け
  2. ふだん良く使うものを選ぶ
    (肉・魚・米・日用品など)
    →節約志向の人向け
  3. 還元率で選ぶ
    (肉・ウナギ・フルーツなど)
    →お得度重視の人向け
  4. 自治体・税金の使い道で選ぶ
    →社会貢献・本来のふるさと納税のありかたを大切にしたい人向け

2.実際にサイトで申し込みをしましょう

  • とりあえずワンストップ特例申請書の送付を申請しておきましょう
  • 氏名・住所は納税者のものになっているか確認しましょう

商品選びの切り口

初めてのふるさと納税の場合には、何を選んでよいのか迷うこともあると思うで、商品選びの切り口を提案します。

  • 欲しい商品を選ぶ
    →おそらく一番メジャーな選び方でしょう。各サイトの「ジャンルから探す」「お礼品から探す」のカテゴリーを選べばOKです。
    自分の好みのちょっと良いものが送られてくるので、特別感が味わえます。
  • ふだん良く使うものを選ぶ
    →ふるさと納税でお肉やお魚を貰うことで、日々の食費を下げることができます。また、トイレットペーパー・ティッシュ・おむつなどの日用品をもらえる自治体もあります。節約志向の方におすすめできる選び方です。
  • 還元率で選ぶ
    →納税額の3割の返礼品が基本ですが、中にはもっと多い割合の返礼品が返ってくる自治体も。お得さにこだわりたい人はこれで選ぶのも良いでしょう。お肉・ウナギ・フルーツあたりが還元率が高めです。各商品の還元率はまとめサイトなどが立ち上がっています。
  • 自治体・税金の使い道で選ぶ
    →1番理想的な選び方ですね。社会貢献をしたい人におすすめです。特に、最近だと災害が起きた場所への寄付をする人が多いようです。
    私も、欲しい商品を選ぶときにはできるだけ災害が起きた地域からもらうようにしています。最近だと九州地方が大変なので、今年は3件九州へのふるさと納税にしました。

サイトでの申し込み手順

大体のサイトでは、寄付をするボタン・カートに入れるボタンがありますのでまずは商品カートに入れましょう。
その際に大事なのが、注文者情報とワンストップ特例申請書の送付についてです。この2点は必ず確認してください。

  • 注文者情報
    →これを住民票情報とするサイトが多く、税金控除する人の名前になっている必要があります。特に夫婦や、同居家族がいる場合、自分以外の人の分をやってあげようとすると間違って自分の名前で実施してしまうことも。そうすると、自分のふるさと納税になってしまいます。個別に自分のアカウントを持ち、自分の分は自分でするようにした方がミスがありません。十分に注意してください。
  • ワンストップ特例申請書の送付
    →郵送で手続きを簡潔するために必要です。申し込んで使わなくてもOKなので、とりあえず申し込みましょう。

内容に間違えがなければ会計に進み、ネットショッピング同様に会計を済ませれば完了です。
あとは商品が届くのを心待ちにしましょう!



いかがだったでしょうか?
一度やってみれば、ネットショッピング並みに楽ちんだと体感できるはず。
最初の一歩のハードルが高いですが、税金を取り戻すためにもぜひやってみてください。

ふるさと納税について興味を持った方は、ぜひインデックス記事もご利用ください。
各記事を一目でわかりやすいようにまとめています。

この記事が何かのお役に立てれば幸いです。