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ふるさと納税はめんどくさい!?誰でもわかる!簡単5ステップで解説(後編)

ふるさと納税は気になるけど、めんどくさいしなかなか手が出ない・・・。こんな風に考えている忙いサラリーマンの向けに、ふるさと納税のポイントを解説しています。
ぜひ、前編からご覧ください!

今回の記事では後半の申請ステップについてを解説していきます。
申請を忘れてしまうとせっかくのふるさと納税も水の泡ですので、ぜひこの記事を読んでしっかり申請を行ってくださいね。

この記事の見方(前回の復習)

この記事は長めですので、どのくらいの粒度で情報を知りたいかで読み方を変えてください。

  • とにかくざっくり概要だけ知りたい
    →図と、ポイント部分(背景黄色)を読んでください
  • 概要も知りたいけど、実際やってみた感想や細かいところまで知りたい
    →記事全体を読んでください

それでは、さっそく解説していきます。

ふるさと納税のやり方全体像(前回の復習)

ふるさと納税のやり方は5ステップ

まずは、以下の図で全体像を確認してみましょう。
この5ステップを実施すれば、ふるさと納税は完了です!

ふるさと納税の5ステップを忘れずすべて行おう!

ふるさと納税は大きく分けて、以下のの2つをしなければいけません

  • 実際に好きな商品を選んで、商品を貰うこと
  • ふるさと納税をしたから税金の手続きをお願いしますね~と言う申請

特に、申請を忘れると、2重にお金を払うことになるので気を付けましょう!
この辺は別途、ふるさと納税の仕組みをチェックしてください。

2.申請ステップ

①書類返送 or 確定申告

ワンストップ特例が使えるの一部。利用したかったら該当するように調整しましょう。

  • 納税先の自治体数が5団体以内
  • 寄付時にワンストップ特例申請書を申請している
  • 確定申告をしない

確定申告をする場合には、確定申告会場に行くか、オンライン(e-Tax)で実施するかの選択肢があり。
e-Tax利用には以下条件がある。

  • マイナンバーカードがある
  • 確定申告会場で事前にID・パスワードを発行している

ふるさと納税の肝である申請についてです。
これを忘れてしまうとお金を払っただけになっちゃいますで気を付けてくださいね!

ワンストップ特例制度か確定申告を選ぶ

基本的にはワンストップ特例が使えるかどうかを確認して、使えなければ確定申告をするという流れです。

ワンストップ特例が使える場合

以下に当てはまる場合にはワンストップ特例の利用が可能です。

  • 納税先の自治体数が5団体以内
  • 納税先の自治体にワンストップ特例申請書を出せる
    (寄付時に書類を申請している)
  • 確定申告をしないこと
    確定申告をするとワンストップ特例を実施した分は無効になります
     例えば、医療費控除などがある場合には利用ができません。
     副業等をしていて確定申告をする場合にも同様です。
     不安な場合には、確定申告で実施するのがおすすめです。

確定申告を実施する場合

確定申告期間に申請を行いましょう。
毎年2月~3月15日くらいが確定申告の時期になります。締め切り間際は混むので、2月中に行くのがおすすめです。(昨年3月にいたら2時間以上かかりました・・・。)

オンラインで手続きのできるe-Taxを利用すると、簡単に確定申告が可能です。e-Taxには2種類の方式があります。

  1. マイナンバー
  2. ID・パスワード方式

マイナンバーがない場合、②のID・パスワード方式を使います。
ですが、その場合には確定申告会場で事前にIDとパスワードを発行している必要があります
私は、てっきりオンラインで発行できるものかと思っていて、痛い目を見ました。これを知らない人も多いので要注意です!!!
特に今年はコロナも流行っているので、人込みには行きたくないという人も多いはず・・・。
マイナンバーを取得しておくか、ワンストップ特例制度を使うかよく考えておきましょう。

②節税確認

確認する手順が違うので気を付けよう。

  • ワンストップ特例の場合
    →住民税決定通知書のみ確認
  • 確定申告の場合
    →振込額+住民税決定通知書を確認

※実際の控除額記載は市町村別に異なります。
※確認には確定申告時の結果が必要になるので、控えを取っておきましょう。

”申請して終わり”も良いですが、念のためきちんと控除されているかは確認しておきましょう!
お役所仕事は基本的に納税者に不利です。自分の身はきちんと自分で守るため、ちゃんと自分で確認するのがおすすめです。

実際の確認の部分はかなり複雑なので、この記事では何を確認したらよいかにとどめます。

ワンストップ特例の場合

実はまだ使ったことがありません・・・。
持っている知識となりますのでご承知おきください。

こちらは住民税から一括で控除額全体が引かれます。
なので、住民税決定通知書(5月~6月くらいに会社からもらえる横長の紙)のみを確認すればOKです。

確定申告の場合

確定申告の場合、所得税と住民税から税金が返ってきます。
そのため、所得税の場合は振り込まれた内容を、住民税の場合には住民税決定通知書を確認しましょう。

  • 所得税
    →確定申告時に口座を書くのですが、そこに振り込まれます。通帳等断捨離してしまったので記憶ベースなのですが、1か月くらいしたら振り込まれていたような気がします。
  • 住民税
    →勝手に控除されるので、確認は住民税決定通知書(5月~6月くらいに会社からもらえる横長の紙)で行います。




いかがだったでしょうか?
分かりにくくてちょっと面倒くさい部分ですが、ここをきっちりやらないと損してしまうこともあるので気を付けて下さい。
確認の部分は追ってまとめようかと思うので、ご興味がある方は再訪お待ちしています。

ふるさと納税について興味を持った方は、ぜひインデックス記事もご利用ください。
各記事を一目でわかりやすいようにまとめています。

この記事が何かのお役に立てれば幸いです。